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腓骨神経麻痺

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セルフチェック

  • すねの外側から足の甲に痺れや痛みがある
  • 歩くと痺れが強くなる
  • 足首が上がりにくく、つまずく
  • スリッパが脱げやすい

はじめに

腓骨神経麻痺は、腓骨神経が損傷を受けることによって発生する状態で、足の背屈(足の甲を上げる動作)や足指の動きが困難になることが特徴です。この神経障害は、足首の不安定性や歩行時の困難を引き起こし、日常生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。この記事では、腓骨神経麻痺の原因、症状、および治療法について詳しく見ていきます。

腓骨神経麻痺の原因

腓骨神経麻痺の主な原因には以下が含まれます:

 

外傷:足首の捻挫や骨折など、外傷が直接腓骨神経に影響を与える場合。

圧迫:長時間の座位や不適切な姿勢による神経の圧迫。

手術後の合併症:膝や足首の手術後に発生することがあります。

炎症や神経疾患:神経を取り巻く組織の炎症や特定の神経疾患によって引き起こされる場合もあります。

腓骨神経麻痺の原因

腓骨神経麻痺の症状

腓骨神経麻痺による症状には以下のようなものがあります:

 

足の甲の上げにくさ:足の背屈が困難になり、歩行時に足先を引きずることがあります。

感覚の低下:足の甲や足指の外側に感覚鈍麻が生じることがあります。

歩行困難:「ステッピング」と呼ばれる、足を高く上げて歩く独特の歩行が見られることがあります。

腓骨神経麻痺の効果的な治療法

腓骨神経麻痺の治療には以下の方法が効果的です:

 

保存的治療:物理療法や装具の使用によって症状の改善を目指します。

薬物療法:炎症や痛みを軽減するための薬物が用いられることがあります。

手術治療:原因によっては、神経の解放や修復を目的とした手術が必要になる場合があります。

リハビリテーション:筋力を回復させ、足の機能を改善するためのリハビリテーションが重要です。

まとめ

腓骨神経麻痺は適切な治療とケアによって改善が見込める状態です。症状が持続する場合や、詳細な治療法について相談したい場合は、専門の医療機関である札幌中央整形外科クリニック(当院)にご相談ください。当院では、一人ひとりの症状に合わせた治療計画を提案し、あなたの健康と快適な生活をサポートします。

author

医学博士亀田 和利

平成12年札幌医科大学卒業後、道内外での病院や海外で臨床・手術の経験を積み、平成28年福住整形外科クリニックを開院。膝関節の治療(PRR療法、再生医療、人工膝関節)を専門としている

[所属]
日本整形外科学会整形外科 専門医、医療経営大学 准教授、人工関節学会、人工関節若手の会、日本整形外科学会認定 運動器リハビリテーション医

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