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臼蓋形成不全

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セルフチェック

  • 小さい頃から姿勢や歩き方を指摘されることが多い
  • 内股になっていることが多い

はじめに

臼蓋形成不全は、股関節の臼蓋(骨盤の一部)が正常に発達しないことによって、大腿骨頭が適切に支えられない状態を指します。この状態は、股関節の脱臼や変形性股関節症へのリスクを高める可能性があります。特に小児期に発見されることが多く、早期治療によって長期的な合併症を防ぐことができます。

臼蓋形成不全の原因

遺伝的要因: 家族歴が影響を与えることがあります。

出生前の要因: 妊娠中の子供の位置や限られた空間が影響することがありま

臼蓋形成不全の症状

歩行異常: 片方の脚が他方よりも短い場合や、足を引きずるように歩く。

痛み: 成長するにつれて、股関節周辺に痛みを感じることがあります。

股関節の動きの制限: 股関節の可動域が狭まり、特定の動作が困難になることがあります。

臼蓋形成不全の効果的な治療法

運動療法: 股関節周囲の筋肉を強化し、可動域を改善します。

装具の使用: 特に小児の場合、股関節を適切な位置に保つための装具が使用されることがあります。

手術: 症状が重度の場合や、保存的治療に反応しない場合に検討されます。手術には、股関節の位置を正すためのものや、臼蓋の形状を改善するためのものがあります。

まとめ

臼蓋形成不全は、特に幼少期の早期診断と治療によって、将来的な股関節の問題を最小限に抑えることが可能です。症状が見られる場合や、最適な治療法について相談したい場合は、専門の医療機関である札幌中央整形外科クリニック(当院)にご相談ください。当院では、一人ひとりの症状に合わせた治療計画を提案し、あなたの健康と快適な生活をサポートします。

author

医学博士亀田 和利

平成12年札幌医科大学卒業後、道内外での病院や海外で臨床・手術の経験を積み、平成28年福住整形外科クリニックを開院。膝関節の治療(PRR療法、再生医療、人工膝関節)を専門としている

[所属]
日本整形外科学会整形外科 専門医、医療経営大学 准教授、人工関節学会、人工関節若手の会、日本整形外科学会認定 運動器リハビリテーション医

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