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後縦靭帯骨化症
このページでわかること
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セルフチェック
- 首や肩甲骨周囲、指先の痛みや痺れがあり細かい作業が大変
- 足の脱力感や痺れ、感覚がわかりにくい
- 足が思うように動かない
はじめに
後縦靭帯骨化症（OPLL）は、脊椎の後縦靭帯が骨化（硬化）し、脊髄や神経根を圧迫することで様々な症状を引き起こす疾患です。主に成人で見られ、特に首の脊椎に多く発生します。原因は完全には解明されていませんが、遺伝的要因、栄養状態の乱れ、慢性的な微小トラウマなどが関連していると考えられています。
後縦靭帯骨化症の原因
後縦靭帯骨化症の症状
首や肩の痛み
手足のしびれや弱さ
歩行障害
重度の場合、排尿や排便の障害
後縦靭帯骨化症の治療法（対策）
保存的治療: 軽度の症状には、運動療法による筋力強化や可動域の確保、痛み止めの薬物療法、首のサポートを目的とした装具の使用などが行われます。
手術治療: 症状が重度である場合や、保存的治療で改善が見られない場合には、圧迫されている脊髄や神経根を解放するための手術が検討されます。手術にはリスクが伴うため、詳細な診断と慎重な選択が必要です。
まとめ
後縦靭帯骨化症は、適切な治療によって症状の管理と生活の質の向上が期待できる状態です。症状が持続する場合や、詳細な治療法について相談したい場合は、専門の医療機関である札幌中央整形外科クリニック（当院）にご相談ください。当院では、一人ひとりの症状に合わせた治療計画を提案し、あなたの健康と快適な生活をサポートします。
医学博士亀田 和利
平成12年札幌医科大学卒業後、道内外での病院や海外で臨床・手術の経験を積み、平成28年福住整形外科クリニックを開院。膝関節の治療（PRR療法、再生医療、人工膝関節）を専門としている
[所属]
日本整形外科学会整形外科 専門医、医療経営大学 准教授、人工関節学会、人工関節若手の会、日本整形外科学会認定 運動器リハビリテーション医
実際の症例
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