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休診日:日曜・祝日
年末年始、お盆休み
土は12:30まで、月・火・水・木・金は18:30までに受付いただいた方は順番に診察のご案内をさせていただきます。
30分を過ぎてのご来院は別日でのご案内となりますので、ご了承ください。
キャッシュレス対応

「指の第一関節が腫れてきた」「痛くて指を曲げづらい」「水ぶくれのようなものができてきた」――そんなお悩みはありませんか?
それは【へバーデン結節】かもしれません。
特に40代以降の女性に多く、日常生活に大きな支障をきたすこともあるこの疾患。この記事では、
へバーデン結節の原因
整形外科での治療
悪化を防ぐためにやってはいけないこと
注目されているエクオール
自宅でできるテーピングやケア方法
について、たくさんのへバーデン結節の症例をみてきた整形外科医が分かりやすくご紹介します。
動画でも詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください!
へバーデン結節とは、指の第一関節(DIP関節)に変形や痛み、こぶのような腫れが現れる変形性関節症です。
指の使いすぎ・酷使
加齢による関節の摩耗
ホルモンバランスの変化(特に更年期の女性)
遺伝的な要因も関係するといわれています
とくに更年期前後の女性に多く、「へバーデン結節=女性の手の老化サイン」とも言われるほど、加齢やホルモンとの関係が深い疾患です。
以下のような症状がある場合は、へバーデン結節の初期症状である可能性があります。
指の第一関節にこぶのような膨らみ
関節が赤く腫れる
ズキズキする痛み(特に動かしたとき)
関節に水ぶくれ(粘液嚢腫)ができることも
見逃されがちですが、早期に対処すれば進行を遅らせることが可能です。
へバーデン結節が進行してくると、徐々に関節の変形が明らかになり、痛みが慢性化することがあります。関節が固まり、指が動かしにくくなることもあります。
似たような症状を呈する他の疾患もあるため、自己判断せずに整形外科で正確な診断を受けることが大切です。特に以下のような疾患とは鑑別が必要です。
関節リウマチ:左右対称に複数の関節が腫れる、朝のこわばりが長く続くなどの特徴があります。血液検査による確認が必要です。
へバーデン結節は根本的な治癒が難しいとされますが、症状を和らげたり進行を抑える治療が可能です。
消炎鎮痛剤(内服・外用)
関節の負担を減らす装具(へバーデンリング)やテーピング固定
札幌中央整形外科クリニックでもへバーデンリングをご用意していますので、試しに装着してみることができます。
へバーデン結節の症状を悪化させないために、日常で避けたいことを以下にまとめました。
指に過度な力をかける動作(荷物を強く握る、硬いものを開ける など)
長時間のスマホ・パソコン操作で同じ指を酷使する
寒さによる血行不良(冷えた状態での作業や外出)
やってはいけないこと=普段の使い方を見直すことが最大の予防策になります。
「エクオール」とは、大豆イソフラボンが腸内細菌で代謝されてできる成分で、女性ホルモンに似た働きを持ちます。
へバーデン結節が更年期以降の女性に多いことから、エクオールのホルモン補助的な役割が注目されています。
関節の違和感や痛みをやわらげる可能性
サプリでの摂取が一般的(※効果は個人差あり)(お近くの薬局などで購入ができます)
へバーデン結節は早期に気づいて対応することが大切です。
テーピングや装具、薬物療法、生活指導などで進行を抑え、痛みを軽減できます。
エクオールや日常ケアも含めた多角的なアプローチが効果的です。
「手の変形が気になる」「指先の痛みが続いて不安」――そんな時は我慢せず、札幌中央整形外科クリニックにぜひご相談ください。
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