コラム

リハビリ
2025.08.23
現代人の「肩こり」はなぜ慢性化するのか?在宅ワーク世代に増加中!

現代人の「肩こり」はなぜ慢性化するのか?在宅ワーク世代に増加中!
 

肩こりは現代病のひとつ?

「最近なんだか肩が重い」「マッサージを受けてもすぐ戻る」――そんな声を多く聞くようになった現代。特に30〜50代のオフィスワーカーや在宅勤務者を中心に、“慢性的な肩こり”に悩まされる人が急増しています。

肩こりは単なる疲労や姿勢の悪さだけではなく、ライフスタイル全体の問題が複雑に絡み合っているケースが多く、セルフケアや一時的な処置だけでは根本的な解決に至らないことが多いのです。

肩こりが慢性化する原因とは?

1. 交感神経の過緊張

ストレスや過労、不規則な生活などによって交感神経が常に優位な状態が続くと、筋肉がこわばり、血流が悪化します。これが、慢性的な肩こりの温床となります。

2. 肩甲骨の可動域の低下

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用により、肩甲骨周囲の筋肉が硬直し、肩甲骨が正しく動かなくなります。結果として、首や肩周りに過度な負担がかかるようになります。

3. 姿勢の崩れと筋力低下

猫背や巻き肩などの不良姿勢は、肩に常に余計な力をかける要因になります。また、運動不足によるインナーマッスルの弱体化も、肩まわりの安定性を損なう一因です。

 

医師がすすめる“肩こり根本改善”の3ステップ

肩こりは多くの方が抱える慢性的な悩みですが、「もう治らないもの」とあきらめてしまっていませんか?

しかし実は、日常生活でのちょっとした工夫や習慣の見直しで、肩こりの症状は大きく変わることがあります。

今回は、段階的に取り組める3つのステップで、つらい肩こりを改善する方法をご紹介します。

ステップ1:まずは自分でできるストレッチから始めよう

肩こりの原因の一つに、「肩甲骨の可動域の低下」があります。

デスクワークやスマホ操作などで長時間同じ姿勢を続けると、肩周辺の筋肉が固まり、血流が悪くなります。

そんなときにおすすめなのが、肩甲骨をゆるめるストレッチです。

 

【おすすめストレッチの一例】

  • 背中で両手を組んで、胸をぐっと開く

     肩甲骨を寄せて胸を張る動きで、肩まわりと胸の筋肉(大胸筋)をほぐします。

肩甲骨ストレッチ

 

  • 肘を90度に曲げた状態で、肩を大きく回す

     肩甲骨を意識的に大きく動かすことで、凝り固まった筋肉を解放し、肩周辺の血行が促進されます。

肩甲骨ストレッチ

 

1日数回、こまめに動かすことがポイントです。

動かしてみて「気持ちいい」「軽くなる」と感じたら、ぜひ継続してください。

 

💡 詳しいやり方は、当院のYouTube動画でもご紹介しています。ぜひご覧ください。

 

 

 

ステップ2:生活習慣の見直しも効果的

一時的にストレッチで楽になっても、根本的な改善には生活全体の見直しが必要です。

 

【睡眠をしっかりとる】

睡眠不足は筋肉の修復を妨げ、疲労が蓄積しやすくなります。

7〜8時間の質の良い睡眠を心がけましょう。

 

【食生活を整える】

ビタミンB群やマグネシウムなど、神経や筋肉の働きに関わる栄養素を意識的に摂ることが重要です。

 

【運動習慣を取り入れる】

全身の血流を促進するウォーキングや軽い体操を習慣にすると、肩こりの予防にもつながります。

 

 

 

ステップ3:それでもつらい肩こりには整形外科へ相談を

ストレッチや生活習慣の改善をしても、肩こりがまったく改善しない、むしろ悪化しているという方は、専門の医療機関に相談することをおすすめします。

 

【医療機関でできること】

  • レントゲンや触診等による原因の特定

  • 神経や骨に問題がないかを確認し、安心してリハビリに取り組める

  • 専門の理学療法士による姿勢や筋バランスの改善

  • 必要に応じて、薬物療法や注射などの医療的なアプローチ

早めに受診することで、「我慢しすぎて悪化してしまう」リスクを避けられます

札幌中央整形外科クリニックでは、整形外科専門医による的確な診断に加え、豊富な経験を持つ理学療法士が一人ひとりの状態に合わせた運動療法を行っています。症状の原因を医学的にしっかり見極めたうえで、改善方法をご提案できるのが当院の強みです。痛みや不安を我慢せず、まずはお気軽にご相談ください。

 

まとめ

肩こりに悩んでいる方は、

①ストレッチで筋肉をゆるめる

②生活習慣を整える

③改善しないときは医療機関に相談する

という3つのステップで、無理なく改善を目指しましょう。

「たかが肩こり」と放置せず、自分の体と向き合うことが、毎日の生活をもっと快適にしてくれます。

author

医学博士亀田 和利

平成12年札幌医科大学卒業後、道内外での病院や海外で臨床・手術の経験を積み、平成28年福住整形外科クリニックを開院。膝関節の治療(PRR療法、再生医療、人工膝関節)を専門としている

[所属]
日本整形外科学会整形外科 専門医、医療経営大学 准教授、人工関節学会、人工関節若手の会、日本整形外科学会認定 運動器リハビリテーション医

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