再生医療が気になるあなたへ
「階段の上り下りがつらい」「正座ができない」「ひざに水がたまる」「ヒアルロン酸注射の効果が薄れてきた」
こうした膝の痛みには、まずは運動療法・装具療法・薬物療法などの保存療法を試すのが一般的です。
それでも改善しない場合、手術が検討されることもありますが、「手術は避けたい」と考える方は多くいらっしゃいます。
手術療法の前に検討されるのが、再生医療です。
手術よりも体への負担が少なく、保存療法で効果が出なかった方に向けた“第3の選択肢”として注目されています。
再生医療はどんな人に向いているの?
- 手術は避けたいが、日常生活に支障がある方
- ヒアルロン酸注射や薬物療法の効果が薄れてきた方
- 初期~中期の変形性膝関節症(歩行が可能な方)
- 自然な治癒力を活かした治療を望む方
- スポーツや趣味を続けたい方、膝の若さを保ちたい方

PRP療法(多血小板血漿療法)とは?
ご自身の血液から血小板を取り出し、そこに含まれる成長因子の力で炎症を抑え、組織の修復を促す治療法です。
▷ メリット
- 自分の血液を使うため、安全性が高い
- 注射だけで治療が完了、日帰り治療が可能
- 自然な回復力を活かせる、体にやさしい治療
▷ デメリット
- 効果のあらわれ方には個人差がある
- 治療後に一時的な痛みや腫れが出ることがある
- 厚生労働省の認可を受けた限られた施設でしか受けられない

脂肪幹細胞治療とは?
ご自身の脂肪から幹細胞を取り出して培養し注射することで、軟骨の再生と関節の修復を促す治療法です。 PRPよりも高い再生力と長期間の効果が期待されます。
▷ メリット
- 傷んだ軟骨の再生が期待できる
- 効果が長く続きやすい
- 自己組織を使用するため拒絶反応が少ない
▷ デメリット
- PRPよりも費用が高額(どちらの治療も自由診療)
- 脂肪を採取する必要があり、PRP療法よりは負担がある
- 効果の個人差が大きく、期待通りの軟骨再生が見られない場合もある
- 対応できる医療機関が限られる

最後に
再生医療は、これまで手術か保存療法しかなかった膝の痛みに対し、“体にやさしく、自然な力で回復を目指す”という新しい選択肢です。
札幌中央整形外科クリニックでは、ひざの痛みに悩む方々に向けて、再生医療の可能性を専門医が丁寧にご説明し、ご本人の症状や生活スタイルに合わせた最適な選択肢をご提案しています。これまで多くの方が「手術しかない」と言われてきた状況から一歩踏み出し、回復への新たな道を歩まれています。
「年齢だから仕方ない」とあきらめる前に。ぜひ一度、専門医に相談してみませんか?